2022.11.30
ソープランドの送迎が無くなってしまう可能性
ロシアとウクライナの戦争が始まって半年以上経ち、世界的なインフレに加えて原油価格の高騰が続いています。 原油価格が高くなることによる影響は非常に多岐に渡り、これは風俗業界にも影響を及ぼしています。 特に実店舗で影響をしているタイプの風俗にはその影響が顕著で、ソープランドはその代表的なものと言え、最近ではガソリン代高騰による送迎に変化が表れています。
◆ ガソリン代高騰で送迎がピンチ
原油高によるソープランドの影響は、ボイラーの燃料代とか電気代とか色々とありますが、それらと同じく顕著に影響が出ているのがガソリン代です。 ソープランドには最寄りの駅まで送迎を出すお店が多く、高級店などでは一種のステータスのようになっているサービス。 どこの地域のソープ街であっても高級店では送迎があるのが基本ですし、格安店などの低価格店でも送迎があることも少なくありません。 しかし、ガソリン代高騰によってその送迎を取り止めるお店が出てきています。
例えば、日本で最も有名なソープ街である東京吉原ソープ街。 吉原のソープ街では、ほぼ全てのお店に送迎が用意されており、利用するうえで大変便利になっています。 そんな送迎付きソープ街の代名詞である吉原でも、格安店の中に送迎を取り止めるお店が出てきているのです。 格安店は、単価が安い分利益を出すために接客数を増やすことで対応していて、とにかく回転率が重要です。 お店に来るお客さんが多ければ多いほど利益は出るのですが、だからといって接客の都度送迎を出していると、ガソリン代が大きく響いてくるわけです。
神奈川県の川崎堀之内のソープランドも同様で、元々はほぼ全てのお店が送迎をやっていたのですが、最近では格安店などから徐々に送迎を消えています。 それ以外の地域でも同様で、どこの地域でも格安店から徐々に送迎が減少しつつあるようです。 お店によっては送迎の時間を固定したりドライバーを出来高契約にして賃金を安く抑えたりなどの対応で節約し、何とか維持しているような所もありますが、このまま経費が高くなり続けるようであればそれでもカバーしきれず、辞める所も増えてくるでしょう。
◆ 送迎が完全に無くなる可能性は低い
では、ソープランドの全ての送迎が消えるのかというと必ずしもそうではなく、前述のように高級店ではステータスの一つになっているため、イメージを大事にする高級店であればギリギリまで送迎を続けると考えられます。 ソープランドの文化の一つとして残るのは確実ですが、低価格帯のソープランドしか利用しない方ですと送迎を利用することは無くなるかもしれません。
また、立地が悪い雄琴とか高松のようなソープ街であれば、実用性も高いことから送迎を維持する所は多そうです。 逆に本来それほど送迎の需要の無いソープ街は、徐々に送迎が無くなっていくのではないでしょうか。
今後再び燃料代が安くなったりインフレが収まってきたりすれば送迎も維持されることでしょうが、現時点ではなかなかそれは難しそうです。 利用しないという人も多いかもしれませんが、そういった方も気軽に利用出来る間に利用してみてはいかがでしょうか。