2023.06.23
ソープ嬢にもタバコを吸わない非喫煙嬢が増えている
昭和の時代には男の嗜みとして大半の男性が行っていたのに、現代ではむしろ忌避されるようになった行為と言えば「喫煙」です。 昭和40年頃の喫煙率は男性の約80%、女性は約20%となっていましたが、平成元年になると男性は約61%、女性は約12%となり、令和元年になると男性約27%、女性約7.5%と、もう吸っている方が少数派となりました。 業界的に喫煙に寛容だったソープランドでも喫煙者が減少傾向にあり、ソープランドでも喫煙に関しての状況は変化してきています。
◆ ソープ嬢も非喫煙者が増加傾向にある
冒頭で喫煙率に触れましたが、女性の喫煙率は男性よりも少ないものの、ことソープ嬢は喫煙者が多い傾向にありました。 しかし、その傾向も昨今ではその限りではありません。 特に若い女性には非喫煙者が増えていて、ソープランドのウェブサイトのキャストプロフィールには大抵の場合喫煙の有無が記載されているのですが、軽くチェックした感じの印象では地域を問わず若いソープ嬢ほど喫煙率が低くなっているようです。 逆にベテラン嬢になると今でも喫煙者が多いという印象で、人妻店などですと在籍嬢の半分以上が喫煙者ということもあります。
近年では高級店などではお店側の指導で禁煙を勧めている所も増えてきているようで、高級店ですと喫煙率は年齢を問わず低い傾向です。 高級店で働くソープ嬢ともなると意識が高く、美容などにも気を使う方が多いこともありますし、健康面でも百害あって一利なしなのは確かですから、自分の価値を高めるためにも禁煙を意識している方が多いのかもしれません。
◆ ソープ嬢には何故喫煙者が多かったのか
近年では非喫煙者も増えてきているものの、そもそもソープ嬢に喫煙者が多かったのは何故なのでしょうか。 この理由は色々と考えられますが、「ストレス解消」以外にも「臭い消し」的な意味合いも多いと考えられます。
タバコの臭いというのは非喫煙者からすると結構な悪臭で、ちょっとやそっとの臭い消しでは消しきれないもの。 キスなどの口臭だったり口内射精された精液の臭いだったり、プレイ後すぐに消したい臭いはたくさんあるわけで、そういったものをまとめて誤魔化せるのがタバコなのです。 また、ソープランドを利用する男性には喫煙者が非常に多いことから、毒をもって毒を制す的な感じで他人のタバコ臭を感じなくするために喫煙をするという方もいます。
タバコの臭いは受け入れられない人には本当にダメなので、非喫煙者の嬢が増えている今だと喫煙者の男性はちょっと苦手とされることがあるかもしれません。 「非喫煙嬢と遊ぶという時は遊びに行く前は吸わない」とか「いっそ禁煙してみる」など、これからのソープ遊びでは喫煙についてちょっと考え直してみる必要も出てきているのではないでしょうか。